セーラームーン キャラ配置&メタ分析
セーラームーン。今ようつべで無料配信されてますが、これが面白い
とりあえず話に一度区切りがついたので軽く整理
キャラ配置
主人公陣営
使者(月世界から使わされた猫、便利道具で主人公たちをセーラ戦士に)
↓
主人公(泣き虫の元気娘、前世プリンセス)⇄ヒロイン(主人公の恋愛相手の意
⇅ ⇅ その正体は敵の王子?
⇅ ⇅ 前世では禁断の恋?)⇅
⇅ 仲間たち(水金火木、主人公を含めそれぞれ属性振り分け) ⇅
親友 男友達(それぞれ一人ずつ、男友達は初め主人公love、親友は敵幹部love ⇅
⇅ 叶えられないため二人のくっつける) ⇅
⇅ (親友と敵幹部の恋) ⇅(敵対) ⇅
敵陣営 ⇅
女上司(女王)
⇅(従属関係)
敵幹部たち(全員美形の男、オカマや主人公の親友と恋に堕ちる役あり)
⇅(従属関係)
敵の戦士(妖魔化した大人の女がほとんど)
メタ分析
主人公たちは変身(メイクアップ、お化粧)してセーラ戦士になる
爪にはマニキュアが入り、ヘソだし状態からトップスがレオタードに
月世界の力を借りるというのはまさしく月経的な意味であろう
一方の敵は大人の女妖魔であるが、これが少女と大人の女の光と闇の対決になっている
セーラームーンになっても主人公はルナやタキシード仮面に助けられなければ
敵と戦うことができない。これも背中を押してもらいたい女の欲望が現れているし、
話自体も少女が好むような占いやら前世やら何やらを主軸に作られている
面白いのは敵幹部もタキシード仮面も美形の男は全員
敵の女上司クイーンベリルに従属しているということ
つまり姫(主人公)と女王の対立物語の風体もあるわけで
それでいて美形男たちを敵にして、男の狼性も上手に確保するという
女の欲望に忠実に作られたテクニカルな少女漫画の印象を受ける